ダリアの育て方と北海道での冬越しについて

ダリア
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色とりどりで大きさもさまざまなダリア。

見た目の華やかさから花束などに使われることも多く、切り花としてもオールシーズン出回っているので、お花屋さんなどでも見かける機会が多い花のひとつではないでしょうか。

今回、そんなダリアをご自宅で育てるコツをまとめてみました。

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ダリア育て方

ダリアを育てるにしても一体何からしていけば良いのかわかりませんよね!?

ここでは、育てるポイントをまとめました。

初めてであれば球根から!

ダリアは種から育てる事ももちろんできますが、球根になるまでに数年かかるので、球根から育てるほうが一般的と言えます。初めて育てる場合は特に球根から育てましょう。

みずはけと水もちのよい土を選ぶ

土は鉢植えの場合、水もちのよいよく肥えた土を選びましょう。自分で土をブレンドする場合は赤玉土と腐葉土にパーライトを少し混ぜて水はけのよい土にしましょう。

地植えの場合でも川砂やパーライトを混ぜてあげるとよいでしょう。

日当たりと風通しのよい場所に植える!

ダリアは日当たりと風通しのよい日なたを好みます。日陰だと徒長する、花つきが悪くなる、花の色や葉の色が悪くなるので、気を付けましょう。

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植え付け方法

ダリアの根は横方向に広がり、株が大きくなるとある程度のスペースが必要になってくるので、鉢植えの場合はひとつの球根に対してひとつの鉢、地植えでいくつかの球根を植えようと考えている場合も球根同士の間隔は広めにとります。

では、鉢植えと地植えそれぞれの植え付け方をそれぞれ見てみましょう。

鉢植え、プランター植えの場合

    • 鉢底にネットを敷いてから、排水性を良くするという意味で、鉢底には多めに軽石を敷きます。
    • 市販の土もしくはブレンドした土を鉢の高さの半分よりも少し上(6分目)ぐらいまで入れます。
    • 球根の発芽点が鉢の中央に向くように、球根を横向きに寝かせて植えましょう。こうすれば中央に向かって発芽します。この時に発芽点が上向きになっているかも確認しましょう。
    • 植える場所が決まったら球根の5㎝から10㎝くらい上まで土をかぶせます。
    • 大きく育つと重みで折れてしまうので、小さい品種以外は支柱を四隅に立てておくようにしましょう。

地植えの場合

    • 水はけのよい土を多めに使い、深めに球根を植えられるようにしておきます。この時、日当たりが良い場所を選ぶことはもちろんですが、夏の日の当たり方や西日が強く差さないかなども注意します。
    • 植え付け方はほとんど鉢植えと同じですが、地植えの場合に気を付けないといけないのが、球根同士の間隔を広めにとるというところです。小さい品種でも40センチ、大きい品種では60センチは間隔をあけましょう。
    • 鉢植え同様、地植えの場合でも支柱を必要としますが、およそ20センチほどは球根から離して、ひとつの球根に囲うように4本の支柱を立てましょう。
    • 植え終えたら水をたっぷり与えましょう。

ここで初心者がやりがちなのが、植え付け後に水やりをしてから発芽するまでの間に水をやりすぎて、球根を腐らせてしまうことです。

ダリアは球根にたくさんの水を蓄えているので、発芽するまでは水はやりすぎないようにしましょう。

発芽した後も土が乾燥してから水をやる程度で大丈夫です。

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ダリアの育て方で注意する点

ダリアの球根には1つに1個以上の芽がついています。芽が出ていないものは植えても芽が絶対に出ないので、球根を選ぶ際には球根自体の大きさよりも発芽点を見つけることが大切です。

植える際には発芽点が上になるように植え付けましょう。

日なたを好むダリアですが、夏の直射日光や西日には注意してください。

夏の暑い時期は、少し成長が遅れるため、夏の直射日光や西日が当たる場合は、日陰に移動させるか、すぐに移動が難しい場合は遮光ネットを使用してください。コンクリートの照り返しも意外に高温になりやすいので注意が必要です。

北海道での冬越しについて

ダリアは寒さに弱い植物です。霜の降りるような地域、特に北海道では、土に植えたまま冬を越すことはできないため、球根の掘り上げを行います。

掘り上げの時期は、霜が降りる前に行うのが最適です。遅くとも11月初旬には行いましょう。

  • 支柱を抜き、茎を根元で切りましょう。
  • 発芽点を折ってしまったり、球根を傷つけないように気を付けながら、土から球根を掘り上げます。
  • 掘り上げた球根を水洗いしたのち、日陰で乾燥させます。(1週間程度)
  • ピートモスやもみ殻などで包み、冷暗所で春まで保管します。(5度以下にならない場所が理想的)

※冬越し中も時々で構わないので、球根をチェックしましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

鉢植えや地植えといった植え方も様々な方法で楽しめるダリア。

大事なポイントをきちんと覚えて、うまく冬越しも出来れば、何年にもわたって1つの球根で楽しめるので、愛着が湧くこと間違いなしです!

たくさん品種が出てきているので、寄せ植えなどの楽しみ方もできるかもしれません。

ぜひ、この機会にダリアを育ててご自宅で楽しんでみてくださいね。

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